スキンケアの最後の〆という印象が強いクリーム。
実はクリームも化粧水同様に、保湿のためには絶対につけなければいけないというものでもありません。
クリームは乳液同様に油分が多く含まれているんですが、油分だけ補っても乾燥を改善することはできないからです。
乾燥を改善して保湿を与えてくれるのは、セラミドなどのような水と結びつくことで角質にある水分を逃がさない役割をしてくれる成分。
つまり、良質な成分の入った美容液をしっかりつけておけばそれで十分ということ。油分はたっぷり補給する必要はないんです。
では、クリームはどういう時に使用したらいいかというと、目元や口元など皮脂腺が少ない部分の乾燥が気になるときに、その部分に美容液をつけた後につけるといった補助的な感じで利用するのがおすすめです。
油分のつけすぎは肌にあまりよくないので、たくさんの量を顔全体に塗るのは出来るだけ避けましょう。
顔全体用のクリームではなくてアイクリームを選ぶというのもいいですね。
ただし、これは30代までのスキンケア方法。
40歳を過ぎると全体的に皮脂の分泌が減少して肌にツヤがなくなってくるので、40代以上になったら顔全体にクリームを塗るようにしましょう。
ただ、この場合もつけ過ぎには注意。薄めにクリームを伸ばして使います。
ちなみにクリームを使用するなら、サラッとしたものよりもコクがあるタイプのものがおすすめになります。
40代以上の肌に足りない皮脂を補ってくれるクリームを選びましょう。